投資

【素人投資体験談】2020年8-9月株式投資振り返り

8-9月と言えば決算で無茶苦茶良い業績なのに下がったりよく分からない銘柄が上がったり、安倍総理の辞任など色々なことがありましたね。
皆さんの投資パフォーマンスはどんなでしたでしょうか。
私個人としては、アベノショックに巻き込まれたり大きな利益を掴み損ねたりしましたが、可もなく不可もなくといった感じでした。
遅くなりましたが、記録も兼ねて8-9月に損益確定した銘柄の紹介と、購入・売却の判断が正しかったのか振り返りをしていき、何かしら次に生かせる反省がないか探っていきたいと思います。

8-9月損益確定銘柄一覧

8-9月に売却した銘柄の一覧です。購入はそれ以前の場合もあります。リターンはとりあえず「総売却額÷総取得額」で計算しています。
個人的には少数銘柄への集中投資が好きなんですが・・・ちょっと銘柄色々いじりすぎですかね?

6-7月にフルッタフルッタで美味しい思いをしたためボロ株に手を出しまくってしまいましたが、不発と爆死(笑)
大きめの利益を出してくれたのはやはり好業績の銘柄たち。ただし、売り時を逃しそれらの利益も小さめ。
アプリックスとかEDULABとか、余裕で+20%超えてたんですけどねぇ・・・。

ピックアップ銘柄

特に印象に残っている銘柄に関して、購入・売却理由と反省をまとめました。
株初心者の方の反面教師になるような内容があれば幸いです。
先輩方からのツッコミもお待ちしております(笑)

7068 フィードフォース

◎購入理由

Zeppy投資チャンネルのSaaS銘柄紹介動画を受けて。動画の中では何十ものSaaS銘柄一覧を紹介していたのですが、その中で業績も良かったので購入。
他にもいい銘柄はたくさんあったし全部は見きれていないのですが、8月以前に大きな利益を上げたのがフーバーブレイン、フルッタフルッタというFから始まる銘柄だったっていうテキトーな理由もあったりなかったり(笑)

◎売却理由、トータルリターン

十分な含み益を確保したところで数日株価下落、反転するかもと怖くなって売却。

◎その後の株価動向

株価引き続き上昇し、持ち続けていれば2倍株になっていた。ただしその後の決算で大幅下落。

◎反省

テッペンで売る、ということは不可能なので、無難に利確できたのは悪くない。ただし、オニール本でも1~3週間で20%も上がった銘柄は大化け株となる可能性があるため例外として8週間は保有する」とされているように、もっと強い握力で持ち続けるべきだった。ファンダに不安なし、チャートも良いのだから、決算前までは持ち続けてよかったのでは…。

6533 オーケストラ

◎購入理由

四季報を見て業績良くチェックリストに入れておいた銘柄。週足で見るとチャートがカップウィズハンドル調だったこともありエントリー。

◎売却理由、トータルリターン

決算後株価大幅下落。損切り。

◎その後の株価動向

再び上がってきたタイミングで再エントリー。

◎反省

特に今回、決算前後の値動きが激しかったことはYOUTUBEなどで知っていた。無理せず決算前に利確してしまった方がよかったかも…?いづれにしても、決算後の値動きについて根拠を持った予想をせず運否天賦に任せたのはよろしくない(判断の良し悪しが反省できない)。

4427 EDULAB

◎購入理由

オーケストラと同じく、四季報を見て業績良くチェックリストに入れておいた銘柄。週足で見るとチャートがカップウィズハンドル調だったこともありエントリー。

◎売却理由、トータルリターン

購入から株価右肩上がりで一時8,000円を超えるまで行ったが、アベノショック後の下落でパニックった。そもそも購入時に出来高が少ないことに気づいておらず、変動の大きさに冷静さを失い、このままではマイナスになる恐れもあったため利確。

◎その後の株価動向

再び上昇、一時株価1万円を超える。100万以上利益つかみ損ねた。ちくしょう!

◎反省

このまま下がり続けていたらと思うと勇気ある撤退と言えなくもないが、そもそも重要な要素のひとつである出来高について購入時点で目を向けていなかったのが大問題。
変動が大きいことを事前に理解していれば、もっと違う結果になっていた可能性もあるのでは…。

まとめと今後に向けた反省

トータルで+なので、まぁまずまず。大きな利益を取り逃したものもあるが、テッペンを押さえることなんて無理なのだから終わったことは気にしない。
ただし、もっと大きく勝ちたいなら、「売り時の研究」と「決算への挑み方」の2点は要検討。

売り方について

これについては、選択肢が2つあると思います。

①ファンダが超絶良いものについては、決算まではガチホールドする。

エントリー時点で「この株は2倍になる」と予想ができるのならば、目先で少し下がっても気にせずもっと長期でホールドしても良いかもしれない。
ただし、市況の変化や成長性への陰りが見えた場合は素早く撤退することが必要。

②20~30%の利益で良しとし、よっぽど自信があるのでなければそれ以上求めない。

今回で言うと、フィードフォースはもっと持ち続けていれば2倍株になっていたが、そこまでリスクを取って求めない。
大きな利幅を取り逃したが、テッペンなんて取れないということを認めてさっさと売ってしまう。

投資本とかを読んでも、利確はテッペンなんて目指さずさっさと売ってしまいなさいというものが多いので、王道としては②なのだと思います。
①でいけたら理想的なんでしょうか、今時点の自分の分析能力で適正株価の予想や市況の変化を素早くとらえるのは難しいような気がしますね。
来月以降は基本②の方針で生き、まだまだ伸びると思ってホールドを続ける場合でもここまで来たら即撤退というStopラインは決めておき、EDULABのように大きく取り逃すのは避けるようにできればと思います。
しかしながら、売った後に株価が上がったらやっぱり悔しいのでその辺のメンタルコントロールも重要ですね。
感情的になったら大体株は負けかと思いますので・・・。

決算について

正直、今の段階では決算時期をどう戦えばよいのか、まったく戦略が立てられません(笑)
業績がいくら良くても出尽くしと言われ下がることもあるし、どのような決算が出てくるかを予想するにも膨大な企業分析が必要。
この時期を戦って勝ち抜くのは、少なくとも1年目の兼業投資家にはかなり厳しいような気がしています。

今のところ、年単位で株を保有し続けるような長期投資はせず1~2カ月程度のスパンで売り買いしているので、決算時期は自分には合わないと自覚し、しばらく勉強して予想ができるようになるまでは決算時期には勝負に出ない。
勝負に出るとしたら、既に他銘柄で利益が十分に出ている場合にある程度根拠がある1銘柄に限る、程度にとどめておこうと思います。

8-9月の反省まとめ

自分の身の程を知って、無理な勝負には出ないこと。

感情的にならず、淡々と利益を重ね、小さなうちに損切りしていけばよい。

大勝負に出るのは既に利益を十分得ており、人に説明できる根拠がある場合のみとすること。

-投資

© 2024 じゃじゃ漏れマンの株と読書メモ